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若手のセンスと情熱にゲーム開発を託す「Gジェネ」づくりのアトリエ。
継続するビッグタイトル開発を糧に、オリジナルタイトルも次々と開発

今もネットオークションで取引されている電子ゲーム幻の名作「ネコドンドン」。1981年に発売され、3年間で100万個を売り上げた大ヒット作「ゲームロボット九」。この2作品の企画開発責任者として知られる経営者が率いる会社です。

トムクリエイトの名を世に知らしめたのは、プレステ用のウォー・シミュレーションゲーム「SDガンダムGジェネレーション」(98年)。ゲームソフトを発売する大手エンターテイメント企業からの信頼は絶大で、スーファミターボ向けの「SDガンダムジェネレーション」(96年)開発以来、その直接的継承作品である「SDガンダムGジェネレーションシリーズ」の据え置きゲーム機向けソフト開発を一手に引き受けてきました。
常に世間から注目されるビッグタイトルの制作を依頼され、毎回、一定以上の評価を得ている理由は、職種の垣根をつくらず、アイデアを出し合い、ひとつの作品をつくり上げるチームワーク。そして、企画・シナリオ・演出にその時代の最先端にいる若手のセンスを生かす「任せる環境」。
「自分はもう現役ではないし先端にはいない。だから指図しないし、教えない。ただ、逸脱しないように見守るだけ」という経営者の考え方がこの環境を生み出しています。

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事業内容

コンシューマーゲーム(家庭用ゲーム)の受託開発が9割以上。
ゲーム市場の冷え込みに反して、ビッグタイトルを安定して開発中

多くのファンから支持を受けている「Gジェネレーションシリーズ」は、ほぼ1年おきに開発を続け、最新作で9作品目、発売10周年を迎えました。その他のメジャータイトル作品の開発依頼も多く、開発ジャンルも、ウォー・シミュレーションだけでなく、シミュレーションRPG、アドベンチャー、アクション、3D格闘、パズル、テーブルゲーム、アクションパズル、スポーツ…と多種多彩です。
据え置き型ゲーム機用タイトルが中心ですが、携帯ゲームの開発もあり、最近では2009年に入って「ひらめきカードバトル メクルカ」(Wiiウェア)、「左脳と右脳が連鎖する ウラノウラ」(DSiウェア)、「いちもうだじん!ネコキング」(DSiウェア)と、ダウンロードオリジナルゲームも次々と開発。定期的にビッグタイトル開発の依頼が来る経営の安定度を強みに、今後も、PSP対応オリジナルゲームなど、新分野へのチャレンジが続きます。

イメージ

(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・毎日放送

『SDガンダム GGENERATION WARS』

すべてのガンダム世代(Gジェネレーション)に送る
ウォー・シミュレーションゲーム最新作

トムクリエイトが一手に開発を引き受けて10周年を迎えた『SDガンダム GGENERATIONシリーズ』最新作。2009年8月発売(発売元/バンダイナムコゲームス)。トムクリエイトが1998年に1作目をつくった「Gジェネレーション」は、スーファミターボで当社が開発した『SDガンダムジェネレーション』シリーズの直接的継承作だ。9作品目となる本作品のシチュエーションモードは『機動戦士ガンダム』から『機動戦士Vガンダム』までの「オリジン・ジェネレーション」、『機動武闘伝Gガンダム』から『∀ガンダム』までの「アナザー・ジェネレーション」、『機動戦士ガンダムSEED』から『機動戦士ガンダム00(ファーストシーズン)』までの「ニュー・ジェネレーション」の3種類を網羅したジージェネレーションの集大成。

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2P対戦だけでなく、ニンテンドーWi Fiコネクションで気軽に対人戦が楽しめる

『ひらめきカードバトル メクルカ』

ダウンロードオリジナルゲームソフトの第一弾!
「めくるか、めくられるか。ひらめきカードバトル」

売上げの9割以上を占めるメジャータイトルの受託開発で得たノウハウと資金を活用し、自社オリジナルソフトの開発に力を入れていくという方針の下、開発したダウンロードオリジナルゲームソフトの第一弾。Wiiウェア対応で、価格は1,000Wiiポイント。自分のデッキからカードを引いて戦う一般的なカードバトルと違って、常に相手と カードを取り合う楽しみをプラス。ゲットしたカードを使っての戦略は奥深く、本格的カードバトルの面白さを提供している。勝利をつかむにはもちろん実力と経験がものをいうが、カードを引き当てる強運も大事。
制作担当者との対戦もできる、ユーザーの楽しみを2倍・3倍と増やすことに制作後もチカラを入れている。

当社の強み

開発案件は、ほぼコンシューマーゲーム(家庭用ゲーム)。
キャラクターゲーム、中でもロボットものの開発に実績あり

他の業界もそうですが、ゲーム市場もマイナス成長を続けています。当然のごとく各ゲーム制作請負会社は生き残りのために、さまざまな模索を繰り返しています。
コンシューマーゲームのタイトル数が減るにしたがって、各ゲーム制作会社はパチンコムービーやケータイゲームなどへ活路を見出していますが、それが、ゲーム制作者たちにとってやりたい仕事かどうか…。
しかし、私たちは違います。売上げの9割以上がコンシューマーゲームで占めています。キャラクターもの、中でもロボット系のシミュレーションゲームで10年以上も「売れるソフト」をつくってきた実績もあり、特にSDガンダム系、Gジェネレーションなど、ビッグタイトルのシリーズ物の開発を託されています。
ある一定以上の販売本数が見込める根強い人気のこうしたビッグタイトルを定期的に開発できることで、経営的にも安定。
何より「コンシューマーゲームのビッグタイトルを継続的に開発できる」という喜びを制作者たちに提供できています。
しかし、将来を見越して受託開発オンリーの体質からの脱却を目指しています。ダウンロードオリジナルソフト開発に積極展開を始めましたが、これも財務的な余裕があるからできること。
低価格のダウンロードソフトはアイデア一本で開発へと移行できるので、さらに、制作者たちのやる気を引き出しています。

TOPが語る理念・ビジョン

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代表取締役
武藤 仁

■経歴■
電子ゲーム幻の名作「ネコドンドン」および「ゲームロボット九」の企画開発責任者。「ゲームロボット九」は1981年に発売され、3年間で100万個を売り上げた大ヒット作で、24年後に復刻版も出るほど根強いファンがいる。
昭和26年生まれ。子ども時代は有珠山や洞爺湖を抱く北海道・豊浦で過ごす。遊びは内浦湾でのイカダ遊び。大人になってもモノづくりから離れられず、キャラクター玩具(マスコミ玩具と呼ばれていた)のパイオニア、「タカトクトイス」に入社する。
「タカトクトイス」が1984年に事業停止となった後、独立。ロボット物の玩具やLCDゲームの名作をつくった腕を買われて、バンダイなどが発売元となるキャラクター物のゲームソフト企画を託される。その後、平成元年に「トムクリエイト」を創業、現在に至る。

経営理念 面白いものをつくらないと、この仕事をしている意味はない。
ゲーム制作の主役は変化をつくりだせる若手!
ゲーム制作で何が面白いかというと、出したゲームが爆発的にヒットすること。あんな快感は世の中にない。売れれば売れるほど儲かるから嬉しいというのも確かにあるけれど、それだけ世の中の人を「面白い!」と思わせたという事実が快感につながるんですよ。
この会社をつくって最初に大ヒットさせたのは、世の中を席巻したタマゴ型の育成ゲームのゲーム版でした。タマゴ型の育成ゲームを発売前から見ることができたんですが、これは面白いぞ、とゲーム企画者のカンが働いたんですよ。企画したのはゲームボーイ版のソフトだったんですが、本体の発売、そしてその後の大ヒットに合わせてゲーム版のほうも爆発的に売れて、シリーズで合計340万本も売れましたね。
ちょうど、スーファミターボ版の「SDガンダムジェネレーション」を開発し、会社の知名度が上がった時期だったんですが、その直接的継承作品として開発を依頼された「Gジェネレーション」をプレステ用ソフトとしてつくる際、そのゲームボーイソフトで稼いだ利益をガツンと注ぎ込んだんです。だって、面白いものをつくらないと、この仕事をやっている意味がない。この思いきりが功を奏し「Gジェネレーション」もヒット。現在の地位につながりました。
世の中の人が面白いと感じることは、日々変化していきます。だからゲームの送り手である私たちが、先に変化を遂げて面白さをユーザーに届けていく必要がある。その変化を実現できる者が、僕は、ユーザーに近い若手のゲームクリエーターたちだと思っているんですね。僕もゲーム企画でメシを食い、ヒット作も出し、こうしてゲーム制作会社を経営するようになった人間ですが、僕はもう先端にいないし、現役としてやっていくアンテナは持っていない。そう自分に言い聞かせるとともに、特に企画部分は若手に任せるようにしています。
つまり、ゲーム制作の主役は変化をつくりだせる若手だ、これが経営理念です。
それを守るため、私は決して教えようとしないし、制約も設けない。やることといったら、ビジネス的に逸脱しないように見守ってあげること。僕にとって、それが「社員一人ひとりの能力を引き伸ばし、発展させるための環境づくり」なんですよ。
ビジョン ゼロからはじめるオリジナルで
爆発的に売れる快感を共有したい!
主力開発ソフトであるSDガンダムGジェネレーションを軸にしていくことは今後も変わりません。ゲーム制作会社として、こうしたビッグタイトルを柱として持っていることは、将来に渡って新たなチャレンジをしていく上でも、とことん面白さにこだわったゲーム作りをするためにも大変貴重です。次世代機が次々と発売されている中、様々なプラットフォームでの幅広いソフト開発をしていくには先行投資が必要ですが、柱があるおかげでそれもできます。スタッフたちにも、勉強の期間を設けてあげられるし、スキルアップのチャンスも与えて上げられます。
今年からは低価格のダウンロードオリジナルゲームの発売も開始しました。7月と9月と10月に計4本、続けてリリースしたんですが、今後は、より一層、強化していきます。ビッグタイトルの受託開発という柱に、オリジナルゲーム開発というもう一つの柱をつくることで、「自分たちが一から考えた大ヒット作品」を作り出していきたい。
これから入社してくる人も含め、みんなで「爆発的に売れる快感」を共有していける会社にしていくのが、僕の目標です。
さあ、一緒にゲーム作りを思いっきり楽しみましょう!

社風

自社ビルの入り口で、いきなり全長1.5mのガンダムが出迎えてくれます!

職場環境 オフィスは田端駅から徒歩5分の閑静な住宅街の中。
仕事のしやすさを第一に考え、思い切って自社ビルを購入しました
自社ビルを購入する以前は、人とマシンが増えるたびにもう一室、もう一室と借りていき、結局、最後は10室に分散してゲーム作りをしていました。これではいけないと考え、自社ビルを購入。化粧直しして白い「Gジェネ城」へと変わったこのビルは、田端駅から徒歩5分の閑静な住宅街の中という、ゲーム制作に集中するのに最適なロケーションにあります。
自社ビルを一歩入ると、すぐにガンダムがお出迎え。開発ルームに入ると、各クリエーター・エンジニアのデスクまわりには、ガンプラやフィギュアが。その数は200以上。当然、社内はガンダム好きやガンプラづくりの名人級がいっぱいいます。
社員に託す社風でもあるので、行動もフリー。仕事を途中で切り上げ、制作プロジェクトチームごとにお台場の実寸大ガンダムを見に行くなど、クリエイティブを刺激するよう、誰もが自由かつ積極的に行動しています
職場の雰囲気 遊びや息抜きも「とことん・本気」がテーマ。
オフィスに大型キッチンがあって、昼間から湯気が…
職種に関係なく、チームのみんながゲーム作りの主役!というトムクリエイト。チームワークの良さが、家庭的な雰囲気をつくりだしています。家庭的な雰囲気の理由は別のところにも。オフィスの各階にはキッチンがあって、昼間からご飯を炊くスタッフもいるほどです。このキッチン、あるときは社長の調理場に。実家から届いた新鮮な野菜を使って肉ジャガやカレーやおでんを大鍋でつくってみんなに食べさせてあげるその姿は、トムクリエイトの風物詩となっています。
ゲームづくりと同じように、息抜きも「とことん・本気」がテーマ。たとえば、「ちょっとビルの前の駐車スペースでバーベキューを」というノリのイベントも、焼肉、焼きソバ、ピザ、たこ焼きの屋台があっという間に並ぶなど、全員参加の盛大なバーベキューイベントになります。
こうした職場の雰囲気につられ、一度辞めて他のゲーム制作会社に転職した人間が再び戻ってくるのも、トムクリエイトでは普通に見られるシーンです。
仕事で大切にしてる事 他人(上司を含む)に決して流されないこと。
自分の考え通りに正直に行動すること
大切にして欲しいのは「こんなゲームがつくりたい」という思い。ゲーム作りをしたいという人なら誰もが持っているものですが、その意志が弱いと、他人や上司の意見に流されてしまい、いつまでたっても、いいゲームはつくれません。自分の考えから逃げず、真っ直ぐに行動する「自分とモノづくりに対する正直さ」を、ぜひ持ち続けてください。
そのためには、自分の思っていることを、誰に対してもはっきりと伝えられる力が必要になります。単にわがままと思い込みで意地をはることと「自分の作りたいものに妥協せず、周囲を納得させて作りきる」ことには大きな差があることを、理解しておいてください。

会社データ

正式社名

株式会社トムクリエイト

本社所在地

〒114-0014 東京都北区田端1-16-13

TEL

03-3824-6896(代表)

アクセス

JR田端駅より徒歩約5分
会社地図はこちら http://www.tomcreate.co.jp/access.htm

代表者

代表取締役 武藤 仁

資本金

3,000万円

設 立

平成元年10月

関連会社

ピー・ソフトハウス

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