職員インタビュー
洛西シミズ病院 看護師
スタッフ一人ひとりの得意分野を |
吉丸 裕子 (ヨシマル ユウコ) 洛西シミズ病院 入職5年目
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医療事務の仕事を8年務めた後、看護師を志して看護学校に入学。
幼いころから親しみのあったシミズ病院グループに入職しました。
5年目の今は、病棟の看護チームのサブリーダーをしています。
3年目からの2年間、プリセプターとして新人さんの指導にあたり、
その時の経験から看護教育に興味を持つようになりました。
病院のバックアップのもと、京都府主催の講習に2ヶ月間参加し、
学生実習の指導者としての勉強をさせていただきました。
学びたい、成長したいという意欲があれば、
どんどん応援してくれる病院だと感じています。
私自身も入職先を選ぶ時は、「どんな教育体制があるのか」が
とても気になるポイントでした。
当院は、新人ナースはもちろんのこと、
スタッフ一人ひとりの成長ぶりや適性を見て、伸ばしてくれる環境ですよ。
看護教育に取り組んでいると、指導する側の自分にもたくさんの学びがあります。
看護に対する純粋な思いを聞いて、初心にかえることも多いですね。
指導を通じて自分自身を振り返りながら、
看護師として、そして人間として、成長していきたいと思います。
デイリースケジュール
情報収集・食事介助
病棟へ出勤し、カルテから情報収集をします。その後、朝食の食事介助や下膳をしに行きます。食事介助や下膳の際に患者さまに挨拶をしてまわり、様子を観察します。
カンファレンス
ドクターも参加し、チームメンバーとカンファレンスを開きます。患者さまが安全・安心に過ごせるよう、また少しでもよい経過となるよう、みんなでアイデアを出し合います。その評価や修正も忘れずカンファレンスします。受け持ち患者さまについてみんなに相談する大切な時間です。

朝礼
朝礼。師長より伝達事項を聴きます。自分たちのチームだけでなく、病棟内の他チームの患者さまの情報についても情報を共有します。
申し送り
申し送り。夜勤看護師からの申し送りを聴きます。受け持ち患者さまだけでなく、みんなでチーム内の患者さまを看護できるように、チーム内の患者さまについての申し送りを聴きます。
観察・処置・ケア
患者さまの観察・処置・ケア。受け持ちの患者さまのベッドサイドへ行き、検温・点滴・保清・吸引など必要なケアに回ります。医師の回診の補助も行います。指示を受けたり検査についたりします。ナースコール対応をします。保清・体位変換・オムツ交換を行います。

食事介助・注入食の介助
体位を整え、誤嚥に注意しながら食事介助を行います。また、経管栄養中の患者さまの注入状況などの確認を行います。その後、職員食堂でランチタイム。
保清・体位変換・オムツ交換
保清・体位変換・オムツ交換を行います。新規の入院患者さまを受け入れる準備をします。病室で行うリハビリのお手伝いをします。
記録・カンファレンス
記録・カンファレンスなどを行います。看護部だけではなく他部署とのカンファレンスもとても重要です。入浴できない患者さまの手浴や足浴、シャンプーを行います。
体位変換・吸引・訪床
日勤帯最終の訪床に回り、患者さまの状態に変化はないかを観察します。

申し送り・物品定数チェック
申し送り・物品定数チェック。夜勤看護師が出勤。日勤看護師は夜勤看護師への申し送りをします。
日勤終了
日勤終了。夜勤看護師はカルテや日勤看護師からの申し送りで情報収集をします。
夕食配膳・食事介助・下膳
誤嚥に注意しながら食事介助を行います。また、経管栄養中の患者さまの注入状況などの確認を行います。
訪床・バイタルチェック・イブニングケア
訪床を行い、バイタルチェックや体位変換、おむつ交換などをします。夜の分の点滴もします。口腔ケアや排泄介助など、安眠できるようイブニングケアをします。
夕食
夕食をとります。ちょっと一息つける時間です。

体位変換
体位変換・おむつ交換など必要なケアに回り、患者さまの状態を観察します。
訪床・カルテ整理
患者さまが眠っておられるかなどの状態を観察しにラウンドします。カルテに状態を記録したり、カルテ整理を行います。
体位変換
体位変換・おむつ交換など必要なケアに回り、患者さまの状態を観察します。
仮眠
訪床・カルテ整理が終わり、落ち着いていれば、仮眠をとります。
体位変換・訪床・採血
体位変換・おむつ交換など必要なケアに回り、患者さまの状態を観察します。
モーニングケア・朝食介助・申し送り・記録
日勤看護師が出勤。夜勤看護師は日勤看護師への申し送り。10:00頃、夜勤終了。
上司/同僚からのコメント
パワフルな吉丸さん。 |
大久保 香枝 (オオクボ カエ) 洛西シミズ病院看護師長 |
吉丸さんは、小柄な身体のどこにそんなパワーが?と思うほど、いつも明るくパワフルな人なんです。
スタッフはもちろんのこと、患者さまの間でも、彼女の存在感は大きいですね。詰所にいることは少なくて、病室をいつもまわっています。
自分のできることを一つでも多くしてあげようという姿勢で、患者さまからの信頼がとても厚いです。患者さまだけでなくご家族からも、感謝の言葉をいただくことが多いんですよ。
プリセプターとしても、新人ナースたちから頼られ、慕われていましたね。プライベートでも悩みや思いを聞いて、知識の吸収が遅れがちな人には、カフェでミニ勉強会などもしていたようです。
看護教育に興味を持ち、指導者としてもっと成長しようと頑張っている彼女が適任だと考え、学生実習指導者の養成講座に推薦しました。
これからも、吉丸さんらしく何でも前向きにチャレンジし、周りが見渡せて適切な判断ができるリーダー的ナースを目指してほしいと思います。
ウィークリースケジュ-ル
ONもOFFも充実した日々を送っています
月曜日: 今日は日勤。月曜日は少し忙しくなるのでテキパキと
月曜日は週末の患者さまの状態報告をしたり、指示をたくさん受けたりと、
少し忙しい一日になります。
火曜日: 機械浴の介助と、手術の患者さまの介助を行う日です
機械浴の介助の日です。機械浴と一般浴それぞれ週に2回あります。
手術の患者さまの介助も行います。手術は月曜~木曜、土曜にあります。
水曜日: 閉鎖式吸引チューブと人口鼻を交換します
気管挿管の患者さまの閉鎖式吸引チューブ・人口鼻の交換。
術後の患者さまのケアを行います。
木曜日: 体を動かすことが好き!休日はテニスやプール、ハイキングへ
休みの日は、病院の福利厚生施設のテニスコートでテニスをしたり、
プールに泳ぎに行ったり、ハイキングに行ったり、と体を動かすことが多いです。
金曜日: 患者さまも参加して、リハビリテーション科でカンファレンス
リハビリテーションスタッフ(OT・PT・ST)とドクターとケースワーカーとのカンファレンス。
患者さまご自身が参加して、思いや希望を直接お聞きしながらカンファレンスすることも少なくありません。
土曜日: 長野へ友人たちとスノーボードに。保養所のログハウスがお気に入り
連休があれば長野の保養所へ、スノーボードに出かけます。夏は全国各地で行われる音楽フェスへ。体を動かしたり音楽や芸術を見に行ったりすると、とてもリフレッシュできます。2交替制夜勤なので、夜勤明けにも時間があり、有効活用できています。夜勤はやはり体力がいりますので、予定のない日はゆっくり寝ます。
日曜日: 検査や手術のない日なので、患者さまのケアに専念します
日曜日は検査や手術がなく、ゆっくりと患者さまのケアができます。
患者さまの体重測定を行います。車椅子に乗車したまま体重測定ができる測定器もあります。
入職から今までのキャリア実績
プリセプターやサブリーダーとして活躍し、
さらに専門性を磨くために勉強中です!
最初の1年間は、先輩のプリセプターからしっかり指導を受けました。
入職3年目には自分自身がプリセプターとなり、新人看護師を指導する立場に。
この経験をきっかけに看護教育への興味が高まり、5年目には看護部長の推薦で学生実習指導者の養成講座に参加。
4年目からはサブリーダーを任され、病棟での役割もますます大きくなっています。
看護師として大きなやりがいを感じる毎日です。
| 洛西シミズ病院に入職 | 新人看護師として病棟での勤務をスタート。 先輩のプリセプターがさまざまな知識や技術を教えてくれました。 |
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| プリセプター | 3年目と4年目には、プリセプターとして今度は自分が新人看護師を指導。 人を育てるという経験から、いろいろな学びがありました。 |
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| サブリーダー | 4年目からはサブリーダーとなり、リーダーとともにチームを引っ張っていく立場に。 チームワークを発揮しやすい環境づくりを考えながら、看護業務に取り組んでいます。 |
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| 学生実習指導者養成講座に参加 | 病院のバックアップのもと、2ヶ月間の勤務免除を受け、 実習指導者を目指すための勉強に専念させていただきました。 学んだことを活かし、多くの後輩を育てることで、自分もさらに成長していきたいです。 |

仕事内容
安心・安楽な入院生活を送っていただけるよう
スタッフ同士で協力し頑張っています
患者さまの看護と、療養上の介護に取り組んでいます。私が勤務する病棟は整形外科の患者さまが中心。たとえば骨折などによって、今まではできていたことができなくなる、高齢の患者さまも少なくありません。ですから、退院後の生活まで考えたケアが必要です。
毎朝、チームメンバーでカンファレンスを行っています。患者さま一人ひとりに対するケアや処置、入院生活や今後の生活について話し合います。退院後にポータブルトイレが必要となる患者さまには、入院中から病室で練習をしていただくなど、メンバー同士で意見を出し合いながら考えます。
自分で離床できない患者さまには、昼夜のメリハリをつけるよう、車椅子乗車などをして覚醒を促したり。また口腔ケアに加えてアイスマッサージを行ったり。たくさん話しかけて触れたりして、感覚を刺激する働きかけをします。少しでも患者さまに安心・安楽な入院生活を送っていただけるよう、皆で頑張っています。
ドクターと患者さまの橋渡しをすることも、私たちの大切な役割。患者さまの状態や思いを、患者さまに代わってドクターに伝えるなど、診療のサポート役として患者さまの治療に深く関わっています。
仕事のやりがい
元気に退院される姿、リハビリを頑張る姿が
何よりの励みになっています
入職5年目ですが、技術も知識もまだまだ勉強し、磨く必要があると感じますね。経験も少しずつ積み上げているところ。今の自分にできる看護とは何かを常に考えて、奮闘しています。
看護の方法はひとつではありません。それぞれの患者さまの状態や生活スタイルに合った環境整備を心がけ、時間をできる限り使ってお話を聞き、ケアをします。自分で意思表示をすることが難しい患者さまには、とくに保清に気を配ります。
この方法がベストなんだろうかと模索しながらの毎日ですが、そんな中で患者さまの笑顔が見られたり、元気に退院されたり、リハビリを頑張っておられる姿を見た時は、やりがいを感じますね。今まで見られなかった反応が見られるようになるなど、どんな小さな変化でも、とても嬉しくなります。
「会うと元気になる」「安心できる」「楽になった」と声をかけていただけた時も、大きなやりがいを感じます。退院後も、たびたび病棟に遊びに来てくださる患者さまもおられるんですよ。お元気な姿を見るたびに、スタッフみんなで力を合わせて看護に取り組むことの素晴らしさを感じます。
入職のきっかけ
幼いころから親しみがあった病院で
地域医療に貢献したいと思いました
入職前は、医療事務として8年ほど働いていました。専門性の高い仕事なのでとてもやりがいがあったのですが、長く働くうちに、もっと患者さまの近くで働きたいと思うようになったんです。
カルテを見たり、受付で患者さまと接するうちに、「この患者さまはどんな症状に困っておられるんだろう」「どんなことでそれが楽になれるんだろう」と考えるようになりました。そして、もっと近くでその手助けがしたいと思い、看護の道へ。
実は高校時代に看護体験に参加した時は、高齢者の方と上手くコミュニケーションがとれず「向いてないな」と思っていました。でも、社会人として多くの方と接するうちに、そうした不安はいつの間にか解消していましたね。
私は「シミズ外科」の近所で育ち、シミズ病院グループには子供のころから親しみがありました。その「シミズ外科」さんがどんどんと大きくなり、地域に根ざした医療を目指していると知ったことが、入職のきっかけです。看護師になるにあたって、自分も地域住民として地域医療に貢献したいと思いました。
そして、教育カリキュラムを毎年見直し改善していること等、看護師の養成に熱心に取り組む教育体制があることも面接でわかり、入職を決意しました。
週末の過ごし方
グループのテニスコートや保養所が大好き。
たくさん活用させてもらっています
週末は仕事のこともありますが、休みが週末だけに限定されないので、過ごし方のバリエーションが増え、かえって充実しています。人の少ない平日の、ゆっくりできる時間も好きですね。
テニス、水泳、スノーボード、映画や美術鑑賞、ショッピングにドライブなど、いろいろなことをして過ごします。夜勤明けにも時間があるので、元気な時は夜勤明けに出かけることもありますよ。
また、シミズ病院グループのテニスコートと保養所が、私の大のお気に入り。休日にはみんなでテニスをしてリフレッシュするなど、本当によく利用させてもらっています。
長野の保養所は、近くにスキー場や温泉があるので、毎年スノーボードをしに泊まりに行っています。とてもきれいなログハウスで、薪ストーブがあり、窓からは富士山も見えるんですよ。いつも友人たちと大勢で行きますが、みんなからも大好評です。夏場も高原などが気持ちよく、ステキらしいので、今度は夏にも行ってみたいですね。
この仕事で一番嬉しかったこと
「あなたのことは忘れません」
患者さまがくださったお手紙が、宝物
嬉しかったことはたくさんあります。中でも本当に嬉しいのは、生死をさまよった患者さまが元気になって退院され、今でも病棟へたびたび会いに来てくださることです。
退院された患者さまから「あなたのことは忘れません」とお手紙をいただいたことも、とても嬉しかったですね。そのお手紙は、宝物として大切に持っています。
「この患者さまには、このケアで本当に良いのだろうか」と模索しながらの毎日。ですから、患者さまが「ありがとう」と言ってくださると、良かったのだと実感します。患者さまに喜んでいただけることが、一番の励みになっていますね。
後輩へのメッセージ
チームワークがあれば、
どんな大変なことも乗り切れますよ!
医療の現場では、毎日いろいろなことが起こります。患者さま主体で動いていくので、決まった予定通りに進む仕事ではありません。たくさんのことが一度に起きて、どうしたらいいのか分からなくなることもあります。
でも、そんな時こそチームワークが大きな力になります。その日のリーダーを中心に、みんなで相談しながら優先順位をつけ、チーム全体で乗り切っていく。シミズ病院グループのスタッフのチーム力はすごいです。私もサブリーダーとして、時にはリーダー業務を担当しますが、みんなの連携プレーにいつも助けられています。
先輩ナースの指導のもと、新人さんにも学ぶ機会を設けながら、できる看護から取り組んでもらっています。現場でたくさんの経験を積むことで、大きな成長へとつながっていきます。
病棟は明るく、わきあいあいとした雰囲気。休憩時間には仕事の話だけでなく、プライベートの話もにぎやかにしていますよ。休日や仕事帰りに集まって、ご飯を食べたり遊びに行くこともあり、みんなとっても仲がいいです。ですから新人さんも、安心して仕事に取り組めると思います。
現在の目標
学生指導と新人ナース指導をさらに学び
後輩の育成に携わっていきたい
昨年、京都府主催の「学生実習指導者養成講座」に病棟を代表して参加しました。看護学生の実習指導者を養成するための講座で、2ヶ月間、現場から離れて勉強に専念させていただきました。
入職3年目~4年目に新人ナースのプリセプターをしましたが、講座に参加してみて、学生指導と新人指導には多くの共通点があると感じましたね。プリセプターの経験からも多くのことを学び、そして悩みました。看護師としてだけでなく、もっと根本的な「人」としての成長が大事だと実感しました。
講習は、自分のプリセプター経験を振り返り、自分の内面を見直す重要な機会になりました。今後、当院が学生実習の受け入れ体制を確立していくためにも、学生指導と新人ナース指導についてもっと勉強し、携わっていきたいと考えています。
まだまだ私自身も成長過程。学生さんや新人ナースと一緒にたくさんのことを学び、成長を目指していきたいと思います。