調剤薬剤師
職種紹介
調剤薬剤師
「渡すだけ」の薬剤師は卒業したい。
それがキリン堂に入社したきっかけでした
大学院を卒業して入社したのは大学病院。
「患者さまの病気を治せる」ことに魅力を感じて薬剤師になったのに、
実際の仕事はただひたすら薬剤を処方するだけ。
「薬物治療」が目的の大学病院ではやりたいことができないと思い、
転職を決意しました。
ドラッグストアを中心に説明会を受けている中で
「健康提案」という目標を掲げていたキリン堂に出会ったのが入社のきっかけです。
キリン堂での仕事で印象に残っているのは、
東京で勤務していたときに出会った糖尿病の60代の患者さん。
インスリン注射が手放せない状態だったので月に1回、
薬局に来られていました。
あるとき、お話している中で、食事療法も運動療法も行わず、
ただ言われるがままにインスリン治療をしている、ということがわかりました。
「インスリンを始めても全然良くならないんだよ」とこぼされたときに、
「ここからは僕の出番だ!」と健康アドバイス開始!
1日どのくらい歩いてますか?」の質問には「歩かないとダメ?」
「1日の食事量は?」に対してはなんと「毎食どんぶり飯お代わり付き!」…
「インスリンの要らないカラダ作り一緒に目指しましょう!」と宣言しました。
まず始めたのがお茶碗を変えること。
丼から小さなお茶碗に変えていただいたところ、
「すぐにおなかが空くんだよ(笑)」といいながらも指導を受け入れてくださいました。
その後は1日30分のウォーキングも奥様と始めていただき、
たった3ヶ月で血糖値は激減。
その後も継続していただき、なんと半年後にはインスリン注射を卒業し、
内服薬治療のみでいいほどに回復されました。
この効果を僕のお陰だと思ってくださったようで、
はじめのうちは「兄ちゃん!」と呼ばれていたのが、
1年後には「先生」に昇格することもできました(笑)
後に神戸勤務になったのですが、何度かお電話で経過報告を頂いています。
月に1回、たった1年のお付き合いでも薬を減らすご協力ができる。
とても大事なことに気づかせていただきました。
キリン堂調剤薬局 ステップガーデン店
薬局長 池田 卓也
仕事フォトレポ-ト
「飲んでもらう」「聞いてもらう」工夫が必要なんです
入院中の患者さまであればその都度質問を受けることも、きちんと飲んでいただけているかをチェックすることもできますが、
調剤薬局では「渡す」時しか患者さまに関わることができません。
なので不安なままお薬を持ち帰られることも、すぐに飲まなくなることもあるでしょう。
そこで「きちんと飲んでもらう」工夫をするのが薬剤師の仕事です。
どうして「食間」に飲まないといけないのか、早く良くなるためにはどうしたらいいのか、なども交えてご説明しています。
すると患者さまのほうからも不安や質問がでてくるようになる。
安心して薬を飲んでもらうためにも、このカウンター上でのやり取りが大切なんです。
日用品のお買い物のついでに通ってもらえる環境です
用法や副作用だけでなく、健康アドバイスも行います
飲み合わせ、効能を考えて健康食品を一緒にご提案することも
安心してお薬を飲んでいただくのが私達の使命です
中には長いお付き合いになる患者さまもいらっしゃいます
定期的な研修で今日もアドバイス力を培います
求められるスキル
あらゆることに興味をもつこと
コミュニケーション能力とは、いろんな方々と接することで学ぶもの。
同じ事を話しても、その受け止め方、反応の仕方は千差万別ですから。
もちろん、新薬に対する学習も必要です。
自主的に調べるだけでなく研修などを活用して学ぶこともできます。
また、OTC医薬品との飲み合わせを聞かれることも多いので、医薬品全般を把握しておかなくてはいけません。
実は雑談なども貴重なコミュニケーション。
何気ない会話から健康アドバイスのヒントが見つかることもあるんです。
どんな話題にも対応できるよう、いろんな知識の引き出しを用意しておくことが大切ですね。
評価制度
組織力あっての充実した研修制度
研修は、調剤薬剤師に関することだけでなく、OTCに関することも参加可能です。
さらに、特筆すべきは薬剤の専門知識だけでなく外部講師を招いて、接遇やクレーム対策の研修なども実施していること。
薬剤師のもつ専門知識をフルに活用するには、「聞き出す」能力や、受け入れていただく対応力が必要と考え、
積極的にこれらの研修をとりいれています。
たとえば糖尿病の患者さまには薬物治療だけなく、運動療法も欠かせません。
でも、薬剤師がその運動療法を積極的に学ぶ機会は多いとはいえません。
そこで「運動療法研修」を実施。
外部のメディカルトレーナーに実技指導を受けることで、患者さまにより専門的な指導を行うことができるようになりました。
この職種の代表的なキャリアプラン
「薬」のプロフェッショナルとして、各ステージで能力を発揮
まずは、一担当者からスタート。副薬局長は上司からの推薦による抜擢になりますが、
薬局長になるには、社内受験が必要です。
| 担当者 | 病院から処方された「処方箋」をもとに、お薬を処方します。 患者さまへの服薬指導なども行います。 |
| 副薬局長 | 薬局長をサポートする立場として、 薬局内の管理およびマネジメントにも携わります。 |
| 薬局長 | 管理薬剤師を兼ね、薬剤の全体的な管理を担います。 また、店舗スタッフ全員のマネジメントにも関わります。 |
| ブロック長 | エリア内(約5~10店舗)の管理を担当します。 より広い視野でキリン堂の調剤薬局を管理してください。 |