価値観による医療機関選び

同じ業種・同じ仕事内容でも、医療機関によって「価値観」はさまざま

転職を考えている人の多くが感じている「医療機関とのミスマッチ」。医療機関が悪いわけでもなく、自分が悪いわけでもなく、「なんとなく合わない」。それは漠然とではなく明確に、医療機関の価値観とあなたの価値観がミスマッチを起こしているのです。
医療機関が持つ価値観(職場環境・組織風土)とは、個人の価値観と同様にその医療機関が独自に持つ考え方や行動、組織構造、倫理感などから作り上げられた文化です。就業規則や行動規範として明文化されているものもあれば、暗黙のうちに浸透しているものもあります。
今後の転職活動では、「やりたい仕事内容」「能力が活かせる仕事」のほかに、「自分の価値観に合う医療機関」という視点で医療機関選びを行ってください。同じ業種・同じ仕事内容でも医療機関によってさまざまな価値観を持っています。価値観がマッチすれば、ストレスなく仕事ができ、評価され、長く働くことができるのです。

「価値観」に優劣はありません。自分に合う価値観を探しましょう

価値観には優劣はありません。たとえば、「失敗を恐れずどんどんチャレンジすること」と「リスクを極力回避し堅実に実績を上げること」はどちらも正しいこと。しかし実際には、医療機関や職種によって求められる価値観は異なります
医療機関の価値観を判断することは、非常に難しいとされています。実際に入職し数カ月経った時点で「なんか違う」と実感するケースがほとんど。しかし、採用ホームページをじっくり読み込めば、医療機関の価値観を把握することができます
医療機関の価値観は、経営理念や人事制度、職員インタビューでの職員の考え方や服装などから垣間見ることができますので、自分の好きな仕事のやり方/仕事に対する考え方と照らし合わせてみましょう。前職の退職理由(現職の辞めたい理由)、なぜ転職をしたいのか、を思い起こしてみると良いでしょう。
以下に採用ホームページを見る際のポイントを挙げますので、チェックしてみましょう。

採用ホームページのここをCHECK!

職員紹介(価値観)

採用HPの職員紹介に登場する人物は、その医療機関と価値観がマッチし、高い評価を得ている「イチオシの人材」ばかり。実際の職員の価値観を見ることで、その医療機関で重視・評価される価値観がわかります。この項目では「仕事の進め方」「院内でのコミュニケーション」「成果や目標に関して」を具体的に把握することができますので、自分の価値観と照らし合わせてみましょう。逆にこの価値観と対局にあるものは評価されにくい場合が多いので注意!

職員と医療機関とのマッチング度

この項目では具体的な価値観名が表示されていますので、自分の価値観(価値観診断を受検すると分かります)と比較してみましょう。また、単に「合致している・合致していない」だけで判断するのではなく、文章を良く読み込むことが大切です。エピソードに注目し、「自分だったら同じような行動をとる」「自分だったら同じように感じる」と思えるかを考えます。違う価値観でも自分の行動・考えが評価されそうな場合も応募する価値あり!

医療機関での人間関係

全く同じ価値観の人だけが集まることは当然難しく、医療機関にはさまざまな価値観を持つ人が集まります。しかし、組織としての共通の価値観はどの医療機関でも持ち合わせていて、これが「職場環境」と呼ばれているものです。複数の人物の考えや行動をよく読み込んで、職場環境を見つけ出してください。評価されるポイントや、仕事に取り組むうえでのルール、指揮・命令に関して、違う価値観を持った人たちがどのように接しているのかを読み取りましょう。
その他、こんなところもCHECK!

医療機関概要の「経営理念」「ビジョン」

経営理念やビジョンには、「医療機関が求める価値観」が明確に記されている場合が多くあります。医療機関共通の価値観として浸透しているものなので、必ずチェックし、共感できるかどうか考えてみましょう。

職員の一日、一週間

職員のライフスタイルを見ると、仕事のオン・オフに対する考えが読み取れます。残業なしでアフター5を充実してるのか、とことん仕事に取り組んでいるのかなど、自分の理想の働き方と比較してみましょう。
自分の価値観を調べてみよう
ジョブエンジンの「チェキャラ!」を受検すると、あなたの価値観が分かります。自分の価値観と医療機関の価値観を比較し、自分にぴったりマッチした医療機関を探していきましょう。